先週1週間は、月曜日から土曜日まで毎日雨模様が続いていました。日曜日も朝方は雲行きが怪し
かったですが、午後からは最近で一番の晴模様となりました。久しぶりに洗濯物を外で干した家庭も
多いのではないでしょうか。しかし、なぜこの時期にこんなに雨が降り続いているのか、甚だ疑問に
感じたため、理由を調べてみました。

本来のこの時期は、日本の南東よりに発生する太平洋高気圧が日本を列島を覆うことで、高温の晴天
となることが基本なのですが、現在は日本の北部にオホーツク海高気圧が発生しています。この
オホーツク海高気圧の発生により、列島に前線が発生していることが始まりのようです。この前線が
秋雨前線と呼ばれているものになります。これだけであれば、数日間天気がぐずついて終わりと
なるのですが、日本の南西寄りから流れ込んでくる暖気が悪さをしているようです。中国大陸方面
からの暖気とフィリピン海方面からの暖気それぞれが大量の水蒸気を含んだ状態で東シナ海で合流
することで、前線に継続的に大量の水蒸気を供給し続けていることが雨模様が続いている理由と
なっているようです。

一応、大雨のピークは過ぎたとのことですが、まだまだ天気が不安定な状態は続きそうとのことです
ので、皆様も水害などに十分お気をつけ下さい。